
繰り返しの中に
創意工夫を
総務部
2010年入社
- #入社10〜15年目
- #中から支える人
- #課題は効率化
- #正解のある仕事
- #人の心を動かすもの
支える人になりたい
「会社を中から支える人になりたい」
履歴書の志望動機にそう書いたのを覚えています。
会社っていろんな人がいて成り立っているんですよね。社外とやりとりする人、手や機械を動かす人、統率をとる人……、それなら私は、会社を中から支える人になりたいと思ったんです。
私が入社して1ヶ月で、先輩が産休に入るという状況でした。総務・経理は初めてでしたが、必死で引き継ぎをして、後は仕事をしながら覚えていきました。今の総務のメンバーはみんな産休・育休をとった経験があり、お子さんがいます。先輩方の後押しもあり、私も、結婚して子供ができてからも仕事を続けることを選ぶことができました。
この数年、総務では、全員がどの仕事でもできるようになることを目標にしてきました。それが達成できたので、これからの課題は効率化だと思っています。経理DXという言葉も耳にするようになりましたし、手書きだった書類もパソコンで処理できるようになり、だいぶ進歩してきました。その一方でまだまだ複雑な処理が求められるものもたくさんありますので、パソコンだけにすべて任せるのは難しいです。人の手で作業するからこそできる、細かい気配りを心がけていきたいですね。


間違えないのが
当たり前、だけど
正解のある仕事なんです、経理の仕事って。そしてお取引先様の信用や、社員の皆さんの生活に直結する部分を担う仕事でもあります。だから間違わなくて当たり前、と思いながら仕事をしています。
でも実は、入社したばかりの頃先輩にかけて頂いた「たいていのことは間違っても大丈夫」という言葉に支えられてもいます。
一度大失敗をしたことがありました。社員の皆さんの住民税を払うシステムのボタンを期日までに押していなくて、一括で支払いができなくなってしまったんです。半泣きになりながら、一人一人のお住まいの自治体に振り込みの手続きをしました。間に合わせることはできましたが、こんな失敗はもう二度としないと誓いました。
間違えないのが当たり前の仕事ではありますが、そのための工夫も欠かしませんし、総務メンバーどうし、何かあった時はフォローできるよう助け合っています。
私ははじめ工場にいたのですが、営業所に異動になりました。異動してすぐは、思ったより静かで緊張しました。もっとガヤガヤしているのを想像していたんですが、営業さんもわりと黙って原稿と向き合っているんですよね。でも最近は全体的に雰囲気が柔らかくなったように感じます。年代や働き方の変化、色々な要素があってのことだと思いますが、そういった変化にも気づいて、皆さんをサポートできるよう動くのが「支える仕事」のやりがいではないかと思います。

繰り返しの中に創意工夫を
私は書道を習っていたのですが、書道はお手本通り書くことの繰り返しです。でもずっと繰り返していくうちに、その形の中でオリジナリティを出すことができるようになってきます。総務・経理の仕事も似ていると思っていて、ルーチンではありますが、その中で創意工夫できるようになりたいと思います。
子供がまだ小さいので今は時間的な制約がありますが、もう少し大きくなったら仕事にかける比重を増やしたいです。先輩が新しいシステムの導入など色々なチャレンジをされているので、私も新しいことに挑戦してみたいです。